知ったかぶりは大事

啓蒙書とかの道徳本だとか漫画アニメそこいらで「知ったかぶり」は最大のタブーとされています。そもそも「知ったかぶり」とは人から聞いたりものの本で観た浅い知識をひけらかす事。ではなぜそんな知ったかぶりが大事かという話をします。

 

結論から言うと知ったかぶりは自己学習に大いに役立ちます。むしろ知ったかぶりをしない事によって自己完結した上に勘違いしたプライドが高いだけの思い込み野郎になる事もあるのです。

 

どんな知識であれ気軽にひけらかしましょう。その際に間違っていると指摘される事やどっちつかずの「意見」を言われる事もあります、その際は頑なに否定せず受け入れましょう(自分が間違っていた場合は必ず謝罪しましょう、そして流布していた場合は改めて訂正しましょう)。

 

こういった行動によって、自分の知識が明らかに間違っていた場合は知識のバージョンアップが出来ます。教えた方も再確認によって更に脳が学習します(新たな視点による考察が得られるかもしれません)。どっちつかずの場合は参考としてデータの蓄積、もしくは自己の知識の再確認の材料として役立ちます。

 

知識を持ちながら無言で誰にも語らず自己完結する人は一見「偉く賢そう」に見えますがそれは盲信と同じではないかと思われます(知識元を盲信しているだけです)。知識とは他人と共有する事によって生かされます、また間違った知識やデマを駆逐する効果もあります(前提条件はありますが無言よりは効果があります、より正確なデータが流布する可能性が上がる為)。

 

最後に重要な事を書きますが、ひけらかすのはあくまでも一方的なメディアではいけないという事です。必ず対話が可能な場所でひけらかしましょう(なるべくリアルタイムな双方向で)。

 

知識が浅い人ほどひけらかしましょう……そして指摘を受け入れましょう、きっと世界が開けるかと思います。